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【2011Movie 74】 幻影師アイゼンハイム

デビット・フィンチャーの「ファイト・クラブ」は僕にとっても強いインパクトを残した
作品だ。その作品の中に、当時のスター俳優であるブラット・ピットに全くひけを
取らない青年俳優が現れた。
作品のインパクトとともに、このエドワード・ノートンという俳優は僕に大きな
印象を植え付けていった。


しかし、「ファイト・クラブ」以降、めっきり活躍を聞かない。
ハリウッド的に扱いづらい背景があるのか、単に性格が悪いのかよく分からないが
ビッグタイトルの映画をひっさげて、日本公開という展開が全くなくなってしまった。
そんなこともあり、彼が現状を知るために、本作を手に取ってみた。
(現状といっても、本作は2006年の作品である)

以下、ネタばれなので注意。

時代は第1次大戦前というところだろうか?
オーストリアが舞台というのも、アメリカ映画ではなかなかないのではないだろうか。
王侯貴族の余興として重宝されていたマジシャンが、初恋の相手を取り戻すという
のが大筋である。
作品は地味な印象を受けるが、ストーリーは非常に練りこまれている。
マジシャンが人生をかけて愛する人を取り戻すためのギミックは、サスペンスの要素が
あり、緊張感も高い。
一方で、個人的にはトリックの設定がもうひとつ。幽霊を見せるというマジックで
逆転を図ろうとするのだが、怪しげな中国人がサポートしており、東洋の神秘と
いうことで、片付けられてしまう。このあたりのディテールの詰めの甘さが、作品全体を
チープな印象にしてしまっていると思う。

さて、冒頭で書いたとおり、エドワード・ノートンがどうなっていたかというと、
今もその名演技は健在。観ている人を自然と作品の中にいざなってしまう演技は、
色あせることなく、見事としか言いようがない。
思うに、フィンチャー以来、よい監督と脚本にめぐり合えていないのかもしれない。
名優には常に、名監督との素晴らしいパートナーシップがあった。
スピルバーグとハリソン・フォード。スコセッシとディカプリ。等々、現在も名優と
名監督のコンビは多い。
この運命の出会いが、名優を更なる高みに引き上げてくれると思う。
エドワード・ノートンにもそういった出会いがあることを期待したい。
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