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【2011Movie 80】 十三人の刺客

昨年、劇場で見逃し、後悔し続けていた本作であったが、
やっと観ることが出来た。
感想としては、“日本映画も、がんばればエンターテイメント
できるじゃないか!”といったところ。
現在、時代劇ブームがきているが、このクオリティなら
世界でも十分通用すると思う。
あとは、世界への売り込み方と投資回収方法か。
制作面よりも、ビジネス面の問題でしかないように思う。

さて、ストーリーはいたってシンプル。徳川家の悪徳な殿様を
幕府の重役につけないために、密命を受けた侍がお命頂戴するというもの。
それ以外に、特に捻りはない。

ただ、そのシンプルなストーリーの盛り上げ方が素晴らしい。


見所のひとつは、主人公の役所広司氏と市村正親氏、両名優の対決だろう。
この作品のテーマのひとつでもある“侍とは何か?”を分かりやすく、
それぞれ異なる立場で代弁している。世の中のために、殿様を切り、
自らの死に場所と定め、密命を実行しようとする侍と、殿様が重役につくことは
世のためにならないことを分かっていても、幕府に忠誠を尽くす侍。
結局は、どちらも行き詰まりなのだが、その行き詰まりに向けて、
命をかけている儚さを、2人の名優が見事に雰囲気作りしている。
キャスティングの妙が光る。

もうひとつの見所は、松方弘樹氏のいぶし銀の脇役っぷりである。
本来であれば、主役級の役者であるが、昨今のよく分からない
アイドルが主演を勤めることが主流の日本映画界においては、
こういった役どころしか、松方氏の出番がないのは切ないところではあるが、
逆に贅沢な配役であるともいえる。そして、今回何がすごかったかといえば、
殺陣だろう。ある街で殿様一行を襲うことになり、多数に対して切り込んで
いくのだが、他の俳優に対して、松方氏の刀のスピードが全く違う!一見すると、
他の役者と殺陣のレベルが違いすぎて、松方氏が浮いている感もある。
しかし、この松方氏の役どころがあるおかげで、作品に締まりが出ていると思う。
やはり、時代劇の場数が他の役者とは違うのだろう。迫力が違う。

昨今、日本映画については失望ばかりしていたが、この作品は
本当にエンターテイメントとして確立されている。
この作品に続く、エンターテイメント作品をもっと見たいものだ。 
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