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【2012Movie 11】 ペントハウス

昔、「踊る大捜査線」の脚本家・君塚氏が、“ストーリーの作り方は、全てコメディから
学んだ”とおっしゃっていたが、まさにこの作品は、君塚氏がおっしゃっていたこと、
そのままだと思った。
ストーリーの作り方が、全て詰まっている。
120223penthouse02


僕は、基本的にはアメリカのコメディは観ない。理由は単純で、笑いのツボが
分からないからだ。
やはり、コメディに関しては、日本のお笑いが最強だと思っている。
ところが、最近、ハリウッドも海外でコメディを販売していくため、内容を
“世界標準化”しているようにみえる。体を使ったシンプルな笑いが多くなり、
言葉(話術)等、文化的背景が分からないと笑えないような内容は
少なくなっているように思う。人間本来が持っているユーモアに
語りかけて狙いがあるのだろう。

以下、ネタばれなので注意。


本作は、高級マンションのスタッフマネージャーを勤める主人公を、コメディ界のトップ
スター ベン・スティーラーが演じている。
日々、真面目に職務をこなし、住人やスタッフからの信頼も厚い。
しかし、ある日、ペントハウスに住む資産家に、信じて運用を託していたスタッフの
年金全てを騙し取られてしまう。
真面目に働く人々を虐げる投資家に、主人公は激怒し、失った金を取り戻すべく、
ペントハウスにある隠し金庫のお金を泥棒するというストーリー。

では、どういった点がお手本かというと、ストーリーの作り方に“無駄がない”と
いう点であろう。
例えば、冒頭で、主人公が忙しくスタッフに指示を出すシーンがある。
ここで、女性スタッフのひとりが司法試験の勉強をしており、午後勉強するなら
私のオフィスを使いなさいと言う。これは、主人公が部下に対して、優しい
キャラクターであり、こういった行動から周囲に信頼されているということを
表すいち場面なのであるが、このネタがオチにつながる伏線になっている。

また、同様に、移民の女性スタッフが結婚しないと国外強制退去を命じられる
から誰かいい相手はいないかというシーンがある。これも、個性的なキャラが
いる職場を切り盛りできる主人公の優秀さを表すエピソードであるが、
この女性は後に金庫破りの重要な役割を担うことになり、単なる使い捨ての
キャラクターとはなっていない。
そして、、この女性スタッフが結婚相手を探しているというネタも後に再登場する。

このように、細かいネタがいくつも絡まりあい、テンポよく進み、見事なくらい
収束していくシナリオに、ただただ感心するしかない。

エンターテイメントのエッセンスがぎっしり詰まった「ペントハウス」。
もう1度観たいと思わせるくらい、僕にはお気に入りの1作となった。
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