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【2012Movie 18&19】 東のエデン 劇場版Ⅰ&Ⅱ

本劇場版2作をもって、完結する神山監督の「東のエデン」。

ニートや政権の迷走等、現代の日本の問題点に直球で踏み込んでいる点は、
神山節が炸裂していると感じる。一方で、硬派なテーマだが、キャラクターの
愛くるしさからか、重すぎることなく、ポップな雰囲気を醸し出しているあたりは、
「攻殻機動隊」とは一味違うと感じる。

ただ、エンターテインメントコンテンツとしては、どうかとかなりの疑問符がつく。
以下、ネタバレなので注意。


まず、映画化する意味があったのか、不明。
全11話・各30分で語るには、大きなテーマであったことは事実であるが、映画は
結局TVシリーズのストーリーの繰り返しであり、全く新鮮さを感じなかった。
そして、この作品の最大のポイントである”セレソンというゲームは誰がしかけたのか”
という謎については、いち大学生が携帯の履歴を調べただけで、あっさりと
解決にたどり着くというずさんな設定。しかも、タクシーの運転手をしている
大手企業の会長が全て仕組んだという当初の予測を全く裏切ることも何もない
オチだった。拍子抜けするどころか、あまりの唐突なネタばらしに、思考が着いて
いかなかった。
また、ラストもあまりに淡白。滝沢がやり残したことがあるからといって、走りだし、
その後、彼には会っていないというヒロイン・咲のナレーションで終わる。
個人的には、現代日本の問題にフォーカスしたのであれば、この終わり方はあまりに
無責任であり、いくつか考えられたラストの中で、最も選んではいけない
答えだったのではないかと思えてならない。

僕自身は、神山監督を支持している。
”萌え”全盛の日本アニメにあって、哲学的なアプローチで骨太な作品を作れる監督は
そうはいない。
ただ、一方で、今作を観るに、オリジナルの作品を創るのは、苦手なんじゃないかと
感じる。どちらかというと、スピルバーグのように、他者の原作なり、シナリオをなりを
監督する方が、能力を最大限に発揮できるのではないか。そう感じる。
正直なところ、「攻殻機動隊」で蓄積した世間の評価という貯金は、間違いなく
目減りしたと思う。
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