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【2012Movie 20】 ヒューゴの不思議な発明

アカデミー賞受賞監督でもあるマーティン・スコセッシの最新作。
個人的には、スコセッシ監督といえば、「インファナル・アフェア」のハリウッド
リメイク「ディパーテッド」が記憶に残っている。
120329hugo


その「ディパーテッド」に見られるように、スコセッシ監督は、硬派で
重厚な作品を得意としている。そのため、今回のようなファンタジーで
柔らかい印象を与える作品は、とても珍しいように思える。

以下、ネタバレなので注意。


ストーリーは、ほぼ一本道。
孤児となった少年は、父親の形見ともいえる機械人形を直すため、駅の時計台の
裏でひっそりと暮らしている。そんなある日、機械人形の制作者と思える
老人に遭遇するのだが、老人は頑なに少年と人形を拒否する。
老人の過去に何があったのか?
少年と老人の娘(養子)は、老人の過去を知るべく、調査を始める。

しかし、ストーリーが進むにつれて、機械人形がそれほど重要なファクターではない
ことに気付く。それ意外にも、語られる個々のファクターが、老人の謎を探すという
メインストーリーに絡んでこないことに気付き、物語が進むにつれ、違和感が
募る。
そして、少年がメカ好きであり、そのメカに関わることが死んだ父親との唯一の
つながりであるという、大切なファクターが置き去りにされたまま、
老人は昔、有名な映画監督であったという事実が突きつけられ、オチに進んでいく。

オチとしても、単に戦争のため、誰も老人の映画に見向きもせず、落ちぶれて
いったという回答となり、少年の現状や機械人形など、前半でじっくりと語られた
ファクターとは何もつながっていない。そのため、視聴者は「ふーん」という
リアクションしかできず、僕の心には、何も感じることはなかった。
このあたり、もっとシナリオでケアできたのではないかと思う。

一方で、3Dによる映像美は見事。もしかすると、これまでで1番の3D映像かも
しれない。大戦直後のパリを、幻想的な色合いで表現しており、このあたりは
スコセッシ監督の美意識が突出していると感じる。

家族や恋人同士でみれば、それなりに楽しめる作品だとは思うが、
思い出の1作になるかというと、個人的には微妙ではないかと思う。

最後に1番違和感があった点。
タイトルに「発明」とあるが、ヒューゴは何も発明しない。なんでこの邦題を付けた?
と、ちょっとセンスを疑う。
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