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【2010Movie 27】 インセプション

ダークナイトのクリストファー・ノーラン監督の完全オリジナル最新作。
見終わった後、あまりの衝撃にしばらく自分の中で整理ができなかった。素晴らしい作品だと思う。

100720inception

予告編でも分かるとおり、夢に進入して相手のアイデアを盗むという設定が既に難解な印象を与えている。
現に、深層心理にたどり着くために、夢の中で夢を見るという展開はなかなか理解が難しい。
シンプルなストーリーが好きな方にはおすすめできないが、極限まで分かりやすくストーリーが練りこまれている。(そのため、一部設定に矛盾するところが見受けられたりはするが)
2時間半という長丁場だが、全く時間を感じさせず、冒頭からラストまでぐいぐい視聴者をひきつけるストーリー構成はさすが。

単純に”ディカプリオが夢の中に進入するプロ”であるとか、”渡辺謙から記憶を植えつける作業(インセプション)を依頼される”といったクライムアクション的な作品ではない。
ディカプリオの妻が夢に登場し、仲間たちを窮地に陥れるのだが、その理由が後半まで分からない。このサスペンス部分があいまっていることが、この作品に幅を持たせているといえる。

映像美は相変わらず。ノーランらしいコントラストの効いた仕上がり。
その無機質な画が夢と現実を行き来する主人公たちのギリギリの状況を、緊迫感をもって、伝えてくる。

また、俳優陣が素晴らしい。
2枚目俳優から脱皮したディカプリオの演技は鳥肌ものであるし、脇を固める役者の好演も目立つ。
「500日のサマー」ではキュートな青年役で注目を集めたジョセフ・ゴードン=レヴィット。主人公の相棒として、切れ者で、チームをまとめる重要な役をセクシーに演じている。特に、無重力化でのアクションシーンは必見。
また、夢の設計者として登場するエレン・ペイジも注目の若手。「JUNO」で注目を集めた俳優だが、夢泥棒たちが集うチームの中で最も視聴者に近いキャラクターを、透明感のある演技で演じ、ストーリーの中へ視聴者を素直に導いてくれる。実に見ていて感情移入しやすいキャラクターだった。
一方で、注目を集める渡辺謙に関しては、「ラストサムライ」ほどのインパクトはなかった。まあ、なんだかんだで出番が少ないというのはあるのだが、いまいち渡辺謙演じるサイトーのキャラクターが定まっておらず、主人公の仲間なのか、それとも悪者なのかいまいちはっきりしなかった。登場するチームの中で最も感情移入が難しいキャラだったといえる。

最後になるが、本当にノーランは素晴らしい。
監督としてだけではなく、脚本家としてこの作品を完成させたことが、ハリウッドの中でも屈指の監督に仲間入りしたといえるだろう。次回作は、バットマンの続編ということで、こちらにも大いに期待したい。
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