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フットボールバカたちの時間到来~欧州リーグ2010-2011スタート(2)

前回スペインとイングランドにリーグについて書いたが(本当は全て書ききるつもりだったが、ついつい熱くなり、長文になってしまった)、今回は4大リーグとして後2つのリーグ、ドイツとイタリアについても書いておきたい。

まず、日本人選手の移籍で注目が集まるドイツ、ブンデスリーガ。
昨年は、3冠まで後一歩(おしくもCLでインテルに敗れる)となったバイエルン。今シーズンも間違いなく、彼らを中心にリーグは進むだろう。
特に、移籍の噂が絶えなかったリベリーの契約延長はビッグニュース。大物選手移籍よりも価値のあるオフシーズンのニュースだった。
Numberのコラムにもあるように、ブンデスリーガは観客動員数が増加しており、リーグ全体が活気づいている。また、ヨーロッパの大会での成績もよく、これまでスペイン、イングランド、イタリアの後塵をはいしていたが、来シーズン以降はイタリアを追い抜く可能性もある。
また、そのリーグの成功が、南アフリカW杯にも現れており、ドイツは3位という結果だけではなく、魅力的なフットボールを世界に示した。
これまでブンデスリーガといえば、屈強なフィジカルを活かしたパワー主体の戦術が中心だった。
しかし、国際化が進み、ブンデスリーガにも多くの外国人選手、監督が加入したことにより、戦術が多様化。結果、パワー+スピーディーで、攻撃的なパスサッカーという気風がリーグ全体に広まった。
これが、ファンを増やし、ナショナルチームでも好成績を残す好循環になっているといえる。
今シーズンはそんな上り調子の代名詞たるバイエルンが優勝候補であることは間違いないが、他チームも積極的に補強を行っている。バイエルンの対抗馬となるのは、内田が移籍したシャルケ。
レアルから象徴的な選手であったラウールを獲得したのは決して観客動員を増やしたいわけではない。
優勝を知る選手を加入させることで、チームとして不足している経験を補い、ガチンコの勝負を挑むための手堅い補強であるといえる。名将マガトに率いられたシャルケが今シーズンどこまでやれるかは見もの。
その他、バラックが復帰したレヴァークーゼン、ブレーメン、長谷部が所属するヴォルフスブルクも上位進出を虎視眈々と狙っている。
20100824BM

一方でドイツと比べ、落日の時を過ごしているのがイタリア、セリエA。
世界最高といわれるモウリーニョが監督から外れたとはいえ、チーム力はやはり群を抜く。
インテルの圧倒的有利は変わらない。
が、そのライバルとなるミランとユベントスがぱっとしない。
不正事件、その直後に経済的な不況からチームの建て直しが思うように進んでいないのは事実。
スペインやイングランドで頻発しているような大きな移籍は見られず、インテルの牙城を崩すには十分とはいえない戦力となっている。願わくば、モウリーニョよりも取りこぼしの多いベニテスが監督になった隙を突くしかないだろうが、それは自分たちのチームが取りこぼししないことが大前提となる。しかし、サンプドリアやナポリといった着実にチーム力を底上げした中堅チームとの差は縮まっており、油断はできない状況。
ただ、ミラン、ユベントスの不調は根が深いと感じている。
不正事件によりセリエAというリーグ全体に対しての不信感がまだまだ根強く、観客離れが進んだことにより、収入も落ち込み、チーム運営に支障が出てきているといえる。
しかし、これは不正事件に始まった悪循環ではないともいえる。
元来イタリアのフットボールは”カテナチオ”をよばれる堅守による結果を第1に考えた現実至上主義ともいえる戦術が主となる。この戦術が90年代に世界を席巻し、W杯やCLでイタリア勢が結果を残し、世界全体のフットボールの戦術進化に影響を与えたと言っても過言ではない。
しかし、現在の潮流は攻撃的に戦いながら観客を魅了し、結果を残すというスペイン、バルセロナに代表されるフットボールに意向しつつある。スペインやイングランドは元々アタッキングフットボールを信条としていたため、現在の戦術傾向は望むところであろうが、カウンターフットボールを伝統とするイタリアはこの潮流に確実に乗り遅れている。世界の流れに乗ることが全てではない。その流れに抗い、カウンターフットボールの伝統を守り、更に進化させることもひとつの選択肢である。しかし、そのどちらを取るのか、それがセリエAというリーグ全体から見えてこないことに、不調の原因の根の深さを感じるのである。
実際、インテルを見ると分かるように、チームは国際化、多様化しており、イタリアの伝統戦術を知る人間は少ない。そういった課題をどう解決していくのかもセリエAが抱える大きな問題だといえる。
国際化が進むことは歓迎すべきことであり、これにより世界のフットボールのレベルが上がっていくことは歓迎すべきことだ。一方で、国際化により各国の個性が平準化されることは望まない。
南アフリカW杯でも中堅国の健闘は目立ち、強豪国との差が縮まったように感じるが、一方で、強豪国の模倣であるようにも見え、個性が失われているように感じられた。現在、セリエAが抱えている問題は、今後、国際化が進む各国リーグにもいえることかもしれない。
そういった次の時代を見極める上でも、セリエAの動向には注目したい。
20100824Uve


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