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【2010Book 14,15】 賀東招二  「フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)(下) (」

学生の頃から読み続けて12年の歳月が流れた。
そういった長い時間をかけて愛読したシリーズだったので、終了となるといよいよ自分が年を取ったなと実感する。
が、しかし。
テレビアニメにもなり、人気の高い「フルメタル・パニック」が無事完結したことは素直に嬉しい。
一緒に長い旅を終えられた気がするからだ。
(実際に、自分自身が生きている間に終わらないだろうと思われる小説がいくつもあるので)


最終巻のあとがきに筆者が、”この物語はボーイ・ミーツ・ガールであり、そこをぶれないように気をつけた”と記載している点が印象的だった。
戦争の中で育ち、生き残るために殺人スペシャリストとなるしかなかった主人公・宗介が、文明の中で育ち、明るく、友人を思う女子高生・かなめと出会い、お互いに成長を遂げるストーリー。
言われてみれば、それ以上でも、それ以下でもない。ミリタリーのマニアックな情報あり、学園ものっぽいバタバタとした展開ありと盛りだくさんだったが、振り返ってみると、基本となるストーリーは実にシンプルだったと思う。

僕が考えるストーリーの作り方として、社会的なメッセージや人間の基本的な感情をゆさぶる部分を縦軸に太く作り、それに絡まるように主人公の特殊な設定やファンタジー要素など、演出要素を絡めていき、横軸を作るのが王道だと考えている。
この作品はまさにそれを体現し、”ボーイ・ミーツ・ガール”という縦軸をぶらさなかったからこそ、骨太でありながら、横軸として、ミリタリーや学園ものなど、万人受けする要素をテンポよく盛り込まれたことが、重すぎず、軽快な喜怒哀楽に満ちた作品に仕上がったのだと思う。

本編は完結ということだが、短編でまた単行本が出るかもしれないということなので、まだ少しは余韻を楽しめそうだ。
また、著者の次回作にも期待したい。
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