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【2011Movie 10】 インビクタス

クリンスト・イーストウッド監督といえば、僕の世代は監督よりも「ダーティーハリー」に
代表される俳優としての印象が強い。なので、未だ監督として名を馳せているのに実感が湧かない。

また、見た映画も「ミスティック・リバー」と「ミリオンダラーベイビー」であり、テーマが重すぎて、
なかなか馴染めなかった。
今回は、アパルトヘイト政策が終わりをつげた南アフリカが舞台の「インビクタス」を見た。




差別の意識が根強く、白人と黒人の対立がまだまだ激しい南アフリカにおいて、
国民意識を統一するために、ラグビーのW杯にマンデラ大統領と代表の主将ピーナールが
優勝という困難なミッションに挑むというお話。スポーツをテーマにしたヒューマンドラマということで、
今回は安心して見れた。(笑)


さて、感想はというと、イーストウッド監督らしい愚直なまでの骨太の映画だったといえる。
奇をてらわず、丁寧に場面を紡ぎだす監督の手法は相変わらず素晴らしい。
”荘厳”という言葉が監督の作品には相応しいと思う。

ただ、個人的好みを偉そうに言わせてもらうと、全体的に同じテンポで進むため、
どうしても途中で飽きが来てしまう。そのため、ラストの感動する場面もあまり
のめりこむことができなかった。ラストの感動をより盛り上げるために、もっと直前で”タメ”が
あってもよかったような気がするが、イーストウッド監督はおそらく”原作(あるいは事実)に
沿わない”という意図で演出を省いたのではないだろうか。この辺りがイーストウッド節だとは
思うが、個人的には映画はもっとエンターテイメントであって欲しいと思うところである。

しかし、この作品が名作であることは間違いない。
マンデラ大統領のことを知っている人は多いと思う。
しかし、その人がどういう人間で、どういうことを行ったのかを知っている人は少ないだろう。
そして、当時の南アフリカの状態がどうだったかなど。ストーリーに感動するだけではなく、
こういった世界の近代史を知れることも映画の魅力ではないだろうか。
以前、テレビで井筒監督が”映画には教育的側面が必要”と言っていた。まさに、
この作品はそのことを証明してくれていると思う。年号と言葉をただ暗記させられる歴史の
教科書よりも、より勉強になることは間違いない。
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