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【雑感】 震災でみえたWebの可能性

阪神大震災の際、僕は高校生だった。
その時、僕は主にテレビから情報を収集していたわけだが、
今回の東日本震災においては、Webの登場により、個人の
情報収集能力は飛躍的に高まったと実感した。

Webがみせた可能性のひとつは、圧倒的なスピードだった。


被災地はインフラが完全に破壊されたことにより、情報伝達の方法は
限られていたが、そこから送られてくる貴重な情報を、
ネットを利用しているユーザーが順次拡散させ、あっという間に
人々の知るところとなった。
マスコミ報道よりも早く情報が伝達するなんてことは、ままあった。
改めて、Webには土地と時間を超える力があるのだと感じた。

また、もうひとつの可能性は、やはり集合知だろう。
今回、原発事故により、放射能についての情報が飛び交った。
また、事故の情報が少なかったこともあり、テレビに登場する
専門家の見解も異なり、混乱はますます広がっていたように思う。
そんな中、様々な情報を比較検討したWebユーザーが
twitterなどを中心に共有を進め、冷静な対応を促した。
幾人ものユーザーのフィルターを通すことで、情報の信憑性が
判断され、根拠となる新しい情報が付加され、放射能に対する
知識が精査されていった。
ともずれば、誰でも情報を容易に発信できるWebはパニックの
引き金となりかねないが、今回の震災においてはパニックを
抑えることに貢献していたといえる。

僕自身、Webに可能性を見出し、仕事として接していたが、
今回の震災で改めてWebの可能性を感じることができた。
まだまだ、やれることがある気がする。

しかし、一方で、デメリットも明確になった。
ひとつは、誰でも容易に情報発信ができるため、正誤定かではない
情報が乱立したこと。
これについては、情報を利用するユーザー側が見識を高め、
情報の正誤を判断できるようになるしか、解決手段がない。
この点は、Webの役割が日増しに大きくなる昨今においては、
時間が経つにつれ、ユーザーのリテラシーが上がることで、
ある程度対応できるとは思うが、それ以外の具体的なアクションが
見いだせない。

もうひとつは、1点目と関係することだが、Webを利用する人としない人の
情報格差がより大きくなってしまったことである。
Webはまだ15年くらいの歴史しかない技術であり、円滑に情報を
引き出すためには、ある程度のリテラシーが必要となる。
今回のように、震災が生死を分ける情報を提供する手段だとした場合、
高齢者など、Webを利用できない人は圧倒的不利な立場に
置かれてしまう。
単純に、Webの利用者のすそ野をどう広げるかという問題が浮き彫りに
なったのではないだろうか。

震災からの復興は、今回被災した街が活動を再開し、人々が安心して
生活をおくれるようになってこそ、完結する。
そのためには、1年や2年程度の月日はかかるだろう。
その期間で、まだまだ、Webが必要とされる場面が登場するだろう。
Webの可能性に更に期待したい今日この頃である。
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