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【2011Movie 38】 ゾンビランド

 

僕は、映画で唯一見ないジャンルがある。
それは、ホラーだから。理由は、明確。怖いから。笑われてもいいが、さすがに
これはひとりでは見れない。特に昨今のホラー映画はリアルすぎて、怖すぎる。

そんな僕が珍しくホラー映画を選んでみた。
ただ、友人から”これはホラー映画ではない”と聞いていたので、選んだところも
大きい。で、見た感想としては、確かにホラー映画ではなかった。
もうひとつ、選んだ理由は、「ソーシャルネットワーク」で一躍メジャー俳優の
仲間入りをしたジェシー・アイゼンバーグの出世作でもあるから。


基本的にはコメディである。

それが冒頭からエンジン全開なので面白い。
そもそも、世界が既にゾンビたちに溢れている前提からスタートする。まあ、
これは多くのゾンビ映画でもよくあるパターンだが、なぜ、そうなったかとかこの作品は
その辺りの理由を全く追求しない。
アイゼンバーグのナレーションで軽く説明するくらいである。
ところが、それが全然気にならない。(笑)
いつもの僕ならその辺りの設定が込み入ってないと、早々に見る意欲を無くすの
だが、実に気持ちよくスルーできる。
そんなことよりも、主人公たちの関係がどうなっていくのか、そちらの方に興味が
集中する。このあたり、シナリオの上手さがひかる。
結局のところ、ゾンビが出てきて人を襲うが、この作品は人間関係の大切さのような
ものをテーマにしている。そう、ゾンビは演出上のアイテムでしかないのだ。
(だから、怖くないので、安心して見れた。ただ、ホラー映画ファンには
物足りないだろう)

もうひとつ、この作品でコメントしておきたいところは、”予算の使い方”という意味で、
お手本的な作品だからだ。
こういったゾンビ作品は、特殊メイクや荒廃した街並みなどの背景美術にお金が
かかりがちだ。なので、全体的にお金をかけられず、ホラー映画にB級が多いのは、
この原因が強い。
ところが、この作品はポイントに予算を集中投下している。
全く本筋には関係ないところだったりするのだが、使い方どころがうまく、
間接的にこの作品の世界が主人公たちしかいないもの悲しさを醸成してくれている。
(例えば、主人公の2人が道路を封鎖した車を押しのけるシーン)
一方で、クライマックスのゾンビが盛りだくさん出てくるシーンなんかは、普通の
遊園地をそのまま使っている。このため、特に背景美術に予算を使う必要がない。
世界観を伝えるために、背景美術は重要なファクターである。
ただ、予算はどの作品にも限られている。それを如何に使い、どう効果を得るのか。
極論すれば、それこそがクリエイターの仕事である。
そういう意味で、この作品は、予算の集中投下を図り、俳優などのキャスティングや
シナリオのクオリティを上げることに成功している。
”選択と集中”はビジネスの基本であり、それはモノづくりにも当然通じるものである
ことを改めて知った。

最後に、注目していたジェシー・アイゼンバーグの演技だが、今回も繊細で、
内気な青年を見事に演じている。
ただ、「ソーシャル・ネットワーク」とほとんど同じ。(笑)
別のタイプの演技も是非見てみたいので、彼の作品は今後も追いかけたいと
思う。

 

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