スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【2011Movie 43】 フレデリック・バックの映画

 

ジブリ提供ということで、メディアでも取り上げられていたフレデリック・バックの
短編4本上映を見てきた。
CapD20110725

フレデリック・バックとは、カナダ在住のアニメーターであり、ジブリの高畑勲など、
日本のアニメーターにも多大な影響を与えた人物である。
米アカデミー賞も2度受賞しており、名実共に世界No1のアニメーターといっても
言い過ぎではないだろう。

そんなバック氏の存在は知っていたのだが、なかなか作品を見る機会がなかった
ため、劇場(神保町シアター)まで足を運んでみた。
僕が見た作品は、「木を植えた男」、「大いなる河の流れ」、「クラック!」「トゥリアン」の
4作品である。

バック氏のアニメの特徴は、全編手書きで作られる柔らかなイラストのテイストと
画面の切り替わりがモーフィングのようにカットではなく、続き絵で切り替わる点だろう。
これが、もはやエンターテイメントコンテンツの領域を超え、芸術の域に達していると
いえる。
実際に、バック氏ひとりで大部分を制作するとのことであり、細部にいたるまで
完成度を恐ろしく高い。

僕は、4作品の中では「木を植えた男」が好きだ。
私利私欲を捨てて、森を作った一人の男の半生が淡々と語られるだけなのだが、
ひとつのことを黙々とやり通した姿は、どこかバック氏につながるものを感じる。
それでいて、自然が与える豊かさ、穏やかさといったテーマがじんわりと伝わってくる
のが素晴らしい。
また、「クラック!」も素敵な作品だ。「木を植える男」とは対称的な陽気な作調である。
揺り椅子?がひとつの家族の成長と共に、時間を過ごすストーリーなのだが、
見ていて心が温まる。

ひと通り見て思ったのだが、日本人でアカデミー賞を取った加藤久仁生氏の
「つみきのいえ」もバック氏の影響を色濃く受けているのではないかと思えた。
加藤氏の作品も改めてチェックしてみたい。

バック氏は既にかなりの高齢であるが、今も現役で作品を作られているとのこと。
是非、新作を期待したいところである。

 

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター
旬の一品!

プロフィール

tom85y

Author:tom85y
だいぶブログの記事もたまってきました。

ブログ内検索
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
エモ
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
あし@

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

レベルアップ中

blog-lvup.com
RSSリンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。